ニキビケアや予防には色々なことが必要になるのですが、とりあえず一番手っ取り早く実行できるのがクレンジングです。
毛穴を覆う硬く余計な角質を柔らかくして、詰まった皮脂の排出を促します。これを意識して朝と晩に丁寧にするだけでも症状によりますが一週間以内にニキビが落ち着きます。
肌全体が赤くヒリヒリしていて角質も薄く、水分量が明らかに少ない状態でのニキビケアにはクレンジングは向きませんが、こういった方はまず、肌表面の水分量と皮脂量のバランスを良くしなければなりませんので、メイクも薄く、クレンジングが簡単に短時間でできるように心かけるのが先なので注意してください。
目次
クレンジング
クレンジングも色々ありますが、ニキビ肌の方にはクリームタイプやオイルタイプよりもジェルクレンジングがオススメです。
オイルは、もともと皮脂を排出しにくくなっている毛穴にさらに脂が入り込むので、クレンジング後の洗顔で毛穴の奥まで入り込んだオイルを落とせるかといったら、そうではありません。
硬くなった角質を浮かせてはくれますが、オイルが残ればニキビは喜んで顔を出す一方です。
クリームタイプも化粧品と結合して乳化した、硬くこってりしたクリームが顔の上で出来上がり、毛穴に擦り込まれてしまえばニキビの悪化に繋がります。
いずれも肌の調子が良い時には問題ありません。ジェルタイプも色々ありますが使い心地がスッキリした物で、ぬるま湯で流した時にサラリと溶ける物がオススメです。
無理に高い物を買わなくても、使った時にヒリヒリしないものであれば良いでしょう。そしてクレンジング後の洗顔がサッと終わるくらいサッパリする物を使ってください。
ニキビ予防のための洗顔方法
ニキビができやすい人にとって、洗顔料や洗顔方法はとても重要。ニキビと言うとオイリー肌が多いように思われていますが、乾燥肌の人も多いと言われています。
つまり肌の皮脂分泌異常の人が起こりやすいのです。そのためオイリー肌でも乾燥肌でも、肌保湿が十分でないことが皮脂分泌異常を起こしていると考えられるのです。
そこで保湿ケアをすることが大切であり、そのためにも洗顔料や洗顔方法はとても重要になります。
ニキビができやすいからと言って、アクネ菌を顔から排除しようとゴシゴシ洗いがちですが、しっかり洗うことは避けるべきです。
例えばごしごし洗うことで肌を傷めてしまうだけで、毛穴の中までキレイにすることとは違います。
また毛穴の中をキレイにすることは大切ですが、合成界面活性剤の配合された洗顔料で洗顔すると、毛穴の中の必要な皮脂まで根こそぎ取ってしまうことに。そのため皮脂が必要以上に分泌したり、逆に分泌しにくくなったりするのです。このようなことが起こらないようにするためにも、合成界面活性剤配合の洗顔料は避けなければなりません。
また合成着色料、合成保存料、合成香料などいろいろな添加物も肌を敏感にしてしまい、肌荒れやニキビの原因を作ってしまいます。
そのため、できるだけナチュラルで質の良い洗顔料や洗顔石けんを使用するようにしたいものです。
そして洗顔自体も泡をしっかり立てて、優しく泡洗顔をしましょう。質の良い洗顔料であればごしごしすることもなく、しっかり毛穴の不必要な汚れや皮脂を取ってくれるはずです。
そして洗顔中だけでなく意外とうっかり行ってしまうのが洗顔後の顔拭きです。この場合は清潔なタオルを使い、押しつけるように水分を取りましょう。
タオルで皮膚の表面をごしごしすると、皮膚を痛めることになります。洗顔した直後は皮膚を守る皮膜がない状態なので、この状態でこすることは絶対に避けなければなりません。このようなことを注意して洗顔するようにしましょう。
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クレンジングオイルとクリームの違い
クレンジングはとても重要なものですが、クレンジングオイルとクレンジングクリームの違いはどのようなものなのでしょう。
イメージではやはりクレンジングオイルの方が強力な洗浄力があり、クレンジングクリームの方が優しいイメージがあるかも知れません。目的はどちらも同じく、油分を浮かせてメイクなどの汚れを落とすことにあります。
どちらも油分を溶かす成分が含まれているので、しっかり落としていきますが、その効果の強さには少し違いがあるようです。
オイルとクリームというネーミングの違いのとおり、クレンジングオイルはオイル成分が大半を占めています。
クレンジングクリームの方は水分とオイル類が均一に混ざり合っているため、オイル濃度は半分近くの違いがあると言えそうです。
その上、クリームの方には保湿成分がオイルより多く含まれている場合も。結局クレンジングオイルの方がオイル成分が多い分だけ、メイク落としパワーは少し強くなります。
しかし自身の皮脂も必要以上に溶かして浮かすため、肌へのストレスもクレンジングクリームの方が高いとも言えるのです。
ではいったいどちらがいいのでしょう。そんなふうに悩んだときには使用したファンデーションなどのメイクによって使い分けがおすすめです。
密着性の高いリキッドファンデーションなどを使用したときには、しっかりクレンジングができるクレンジングオイルを使用し、軽いパウダーファンデーションなどを使用したときにはクレンジングクリームを使用するなど、ファンデーションのタイプで使い分けると、肌にできるだけ負担のないクレンジングができるのではないでしょうか。
ニキビにおすすめの洗顔石鹸
ニキビ肌には、やはり洗顔石鹸はとても重要です。ニキビを良くするも悪くするも洗顔石鹸に深く関わっています。
そのためニキビにおすすめの洗顔石鹸についてご紹介したいと思います。ニキビの予防、改善のためには、合成界面活性剤を使用した洗顔料は避けるべきでしょう。
健康な肌であっても、使い続けることでニキビ肌や肌トラブルを起こす原因にもなってしまいます。
洗顔石鹸には天然成分のものが多いと言われていますが、石鹸だから大丈夫ということではありません。しっかり成分をチェックして洗顔石鹸を選ぶようにしましょう。
まず弱酸性石鹸や中性石鹸を避け、アルカリ性石鹸を選びます。わたしたちは石鹸というと固形を想像します。
しかし固形でないクリーム状でもアルカリ性石鹸という場合があり、逆に固形のいわゆる石鹸の形をしていても、ニキビにおすすめの石鹸とは限りません。
自分の肌は、皮脂の多いオイリー肌であったり、皮脂の少ない乾燥肌であったり、普通肌であったりいろいろです。
しかし例えば皮脂の多い人も少ない人も、どちらも皮脂分泌異常を起こしているため、保湿をしっかり行うことが重要となります。
しっかり保湿が行われると、皮脂分泌異常が改善され普通肌になっていくのです。ニキビは皮脂が多い人だけではなく、皮脂が不足しているガサガサ肌の人にも起こりやすいと言われています。
そのため合成界面活性剤不使用の洗顔石鹸であり、肌トラブルにつながる着色料、香料、保存料、鉱物油など無添加の天然成分100%の洗顔石鹸であることが選ぶときのポイントです。
天然成分という言葉にも落とし穴があります。天然成分が良いということが私たちの頭に刻み込まれていると、天然成分という言葉を見ただけで、この洗顔石鹸は良いものだというイメージを持ってしまいます。
しかしよく見てみると「天然成分がプラスされた」「天然成分配合」などの言葉を使った商品もたくさんあります。
これは天然成分をプラスしているだけであり、天然成分100%にこだわった洗顔石鹸ではないということなのです。このような錯覚で間違って選択しないことも大切ではないでしょうか。
クレンジング製品と成分について
ニキビ肌の人はクレンジングも注意しなければなりません。クレンジングによってニキビを悪化させてしまうこともあります。
そのためニキビ肌にもおすすめのクレンジング製品と成分についてご紹介したいと思います。
【凹むハリのため】
スーパーヒアルロン酸、コエンザイムQ10、天然セラミド、高分子ヒアルロン酸など。
【保湿のため】
アミノ酸、低分子ヒアルロン酸、プロパンジオール、グリセリンなど。
【クリアな肌のため】
水溶性ビタミンC、油溶性ビタミンC、グリチルリチン酸、紅花エキスなど。
【肌の艶のため】
イザヨイバラエキス、ビターオレンジ花油、スクワランなど。
【美肌成分】
アミノ酸、ヒアルロン酸ナトリウムなど
【洗浄】アクアクレンジング成分
【水に誘導する成分】アクアリーディング成分
【植物性保湿成分】ローズマリーエキス
ニキビは洗顔しないほうが良い?
ニキビは洗顔しないほうが良いということを耳にしたことはないでしょうか。確かに洗顔が原因で、ニキビがひどく悪化してしまった例がとても多いのです。
もともと洗顔料などの問題によって、ニキビができるきっかけをつくることさえあります。そんなことなら洗顔しないほうが、よっぽど良いと言いたくなるのも当然ではないでしょうか。
しかしニキビを予防するためにも、出来ているニキビを悪化させないためにも、再度ニキビを発生させないためにも洗顔はとても重要なのです。
そこでまず注意したい洗顔について考えてみましょう。洗顔法としては1日に何回も洗顔をしたり、ゴシゴシこする洗顔によって肌を傷めてしまうことから、ターンオーバーの乱れや肌を守る力の低下などによって、ニキビを発生させてしまうことがあります。
また洗顔料の問題として合成界面活性剤などが使用されているアルコール系の洗顔料の場合、毛穴の中の必要な皮脂まで根こそぎ取ってしまうことに。
それによって皮脂分泌が異常を起こし、肌のターンオーバーの乱れが起こり、毛穴には角質のカスや皮脂、老廃物が溜まり、そこからニキビ菌などの異常繁殖が起こりニキビとなっていきます。
そのため洗顔は絶対に重要です。特にメイクなどをしている女性などは、メイクを落とすクレンジングも大切です。
そこで肌のターンオーバーを改善することのできる保湿力が高く、合成界面活性剤など配合の洗顔料やクレンジングの使用を避けたいものです。
このように洗顔とニキビは離せない関係があり、悪くすることも良くすることも洗顔に大きく影響するとも言えるのです。
そのため洗顔をしないことが良いのではなく、肌に良い洗顔を行うことがニキビ予防でもあり、ニキビ改善にもなるのではないでしょうか。
そしてニキビ肌を改善するためにも保湿をしっかりキープできる洗顔料を使い、その後のケアも保湿をしっかり行いたいものです。
是非ニキビが気になる人は、肌に良い洗顔、その後のケアをしていくように心掛けましょう。
にきびにおすすめクレンジング
にきびの改善や予防には、クレンジングがとても重要だと言われています。クレンジングによって、にきびができてしまうこともあるほど。
にきびができると今までのクレンジングに問題があったのではないかなど不安になります。とはいってもクレンジングしないわけにもいかず、クレンジング選びには不安がいっぱいです。
わたしたちはつい、にきびの状態によってクレンジングを考えてしまいますが、実はクレンジングの洗浄力、油分、添加物、内容の質などで選ぶことが重要なのです。
また自分のメイクの厚さと合ったものを選ぶようにしましょう。つまりメイクの濃い人が洗浄力の低いクレンジングを使った場合、必要以上にこすったり、メイクが残ってしまったりします。
もちろんできるだけ薄いメイクを心掛けたいものですが、にきびの赤みを隠すためにメイクを濃くすることもあります。
そのため、まず洗浄力の高いクレンジングでも、にきび肌にも問題なう使用できるものを選ぶようにしましょう。
基本的にクレンジングのタイプによって洗浄力や肌への負担が違うことを知っておきましょう。洗浄力の高い順にオイル系、リキッド系、ジェル系、クリーム系、ミルク系となります。
しかしこの順番は負担が多い順とも言えるのです。つまり高い洗浄力のあるタイプほど、肌負担も大きいということになります。
しかし質の高い肌のことをしっかり考えたクレンジングであれば、美肌性の高いオイルを使うなど肌負担は少なく、この順番は関係なくなります。
ここで挙げた順番はあくまでも一般の普通クラスのクレンジングの場合のことです。それでは質が高く、にきびにも安心して使える人気クレンジングのご紹介をしていきたいと思います。
- メティーナ
【ジェルクリーム】グリチルリチン酸で赤ニキビを殺菌し、トリプルヒアルロン酸でしっかり保湿。保湿成分、美容成分で予防していくニキビ用美白ジェルクリーム。 - Reproskin(リプロスキン)
【化粧水】お肌の柔軟性を高め、浸透しやすい状態を作る「ナノBテクノロジー3.0」を採用でニキビ後ケア化粧水ランキング5冠達成! - NonA(ノンエー)
【洗顔石鹸】日本人の肌に会うように開発され皮脂の分泌を抑え、キメ細やかな弾力泡の薬用ニキビ専用洗顔石けん。 - Jewel Rain(ジュエルレイン)
【背中】顔の7倍厚い背中の皮膚でもしっかりと有効成分を肌に届け、いま現在の炎症している背中ニキビのケアから、ニキビができにくい肌へしっかりケアできます。 - パピュレ
【デコルテ・胸】デコルテにできたニキビを保湿成分、美容成分、美白成分でしっかりとケアする薬用ローションスプレー。茶色く色素沈着してしまったお肌にもパピュレでケアしていくことができます。 - ピュアルピエ
【二の腕】二の腕のブツブツを保湿成分、美容成分、美白成分でしっかりとケアする薬用ジェルクリーム。これでかわいいノースリーブやお洒落なドレスを着れる!