ニキビ跡で、どう見ても治っていて肌の色も正常な肌色なのに窪んでいる箇所ってありますね。よく見ると、正常な肌色に見えて少しピンクだったりします。
傷跡と同じ状態で、深く皮膚が傷付いてしまったことが大きな原因です。せっかく治ったニキビもこれでは美肌とは言えず、むしろとんがっているニキビの方がまだマシだと思ってしまいます。
私も思春期ニキビで散々潰して数カ所窪んでいて、それは若い頃は気になりませんでしたが、今はそうはいきません。
メイクが崩れるとほうれい線や眉間のシワ、その窪んでいるところにファンデーションが埋まるのです。そのサマときたら、もう見れた物ではありません。
その、クレーターを作ったのが20年も前ですが、変わらずに残っています。それもそのはず。クレーターは治らないのです。
潰した時に皮膚の奥の組織が破壊されてしまったのですから、どんなに肌を代謝させてターンオーバーを繰り返したとしても、作り出される形は窪んだままなのです。
どうしてニキビがひどい人に「肌荒れてるね」と言えても、ニキビは無くてもクレーターだらけの人に「ニキビ、潰して治してたでしょ」が言えないのか?!それは、ニキビは治ってもクレーターは治らないからなのです。
根深い悲しみを露わにした、おそらく一生付いてまわるであろう肌の窪みなど、どんな鬼でも突っ込みようがないからです。
すごく極端な言い方ですが、クレーター状態のニキビ跡を複数個持つ者としては、そこまで考えてしまうほどです。
私はクレーター肌の人と話していると、自分だってあるくせに見てしまいますから。
気にしてるのかな?とか、一応ニキビ跡用の基礎化粧品を使っているのかな?と考えながら。これが治るものなら見ませんし気になりません。
ですが、化粧水や美容液の効果に個人差があるようにクレーター肌の改善も個人差があるといいます。
ソフトなピーリングを繰り返したり、日本人の肌には向き不向きがあるケミカルピーリング、レーザー治療など。
とてもお金はかかりますが、やはり治らないと言われているものに可能性を秘めた治療法があるならと、クレーター肌を少しでもなんとかしようと多くの方が試すそうです。
いつもの洗顔やクレンジングでは落ちないほど肌を削るのですが、組織そのものが壊れているなら表面をどれだけ削っても同じでは?と思いましたが、深く削ることに意味があり、再生機能を高めるとのことです。
レーザー治療は刺激を与えて再生機能を高める。どちらにしても、デコボコ肌の人なら誰でもやってみたいと思うはず。
効果がどれほどなのかは個人差があるので分かりませんが、治らないと言われていたのが改善に向かうかもしれないとなれば、多少金額は張っても試してみたいですね。
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ニキビの芯を出すという人
たまに「ニキビの芯」という言葉を聞きますが、その芯というのは、もしかしたら排出されずに毛穴に留まり硬くなった皮脂のことを言うのでしょうか。
それか、どのような状態であれニキビの中身でしょうか。ニキビの構造としては、芯というものは存在しません。
炎症を起こした毛穴に詰まった皮脂をセットでニキビというのですから、炎症を起こした毛穴の中身は芯ではなく皮脂です。
いちいち専門家ぶったいけすかない言い方ですが、芯という認識でいると「潰してはいけない。無理に皮脂を押し出さない」という鉄の掟さえ揺らいでしまいます。芯とと呼んでいるものは角栓です。
毛穴に溜まっている皮脂で、どうも黒ニキビのこともまとめて「芯」という人が多いようですが、一般的にニキビの芯というのは、ニキビになる前の状態を言います。
炎症を起こす前で、毛穴から少し皮脂が飛び出ているものを言うそうです。
鼻や顎、眉間などによく見られる角栓は本来ターンオーバーで排出されるはずなのですが皮脂の過剰分泌と乾燥などの角質の硬化で上手く出ていけないのです。
その角栓がチラリと出ている毛穴に炎症が起こるとニキビへと変わります。この角栓に対する意見は専門家や医師によっても様々です。
無理矢理押し出さなければ取っても構わないという人もいれば、絶対に取るべからず、取り方がある…などなど。
どうあれ、ターンオーバーを正常に保つ努力をして角質の軟化を促進させれば間違いはないという事でしょうかね。
ここで思うのが、クレーターになってしまったニキビ跡は元には戻らないという恐ろしい事実です。
角栓を抜いた程度でクレーター肌になるかというと、そこまで深いものではないのですが、ぽっかりと穴が空きます。その毛穴は角栓が出た後にキュッと閉じてくれるのか?多分閉じません。
しかも、その芯と言われる角栓が飛び出ている毛穴は、たいてい隣もその隣も角栓が飛び出ているのです。
人はそんなのを見たら一つではとどまらず出ている物全部引っこ抜くと思うのです。そこからが問題なのです。毛穴という小さな箇所から要らない物を引っこ抜いたとしても肌としては「傷」になります。
傷口を閉じるのに、すぐ隣も閉じようと頑張っていれば閉じ方も甘いまま傷は治り、この時には開いた毛穴になっているのです。これでは良くありませんね。
クレーター同様、開いた毛穴も元には戻りません。引っこ抜くなら一日一箇所と決めるのも何だが変な話ですし、保湿をして肌を健康な状態に戻すための努力をした方がずっと良いはずです。
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ニキビ跡を消すためには?
ニキビ跡で一番困るのは、やはりクレーター肌状態ですね。盛り上がったニキビ跡も嫌ですが、何故だか特に日本人は、突き出たものには突っ込めてもヘコんだものには悪魔さえ突っ込めないのです。
肌が酷い某お笑い芸人はよく顔がザラザラだとかゴーヤだとか自分でも他人にも人前で触れられて、明らかにタブーに踏み込んだ芸風です。
クレーター状のニキビ跡がある人なら誰しも治したい、消したいと思いながら人知れず悩み、試行錯誤しては鏡を見ながら失望するのではないでしょうか。
ニキビ跡は、実際には突っ込む悪魔がいないのですから堂々としていても支障は無いのです。
しかし、悪魔という他人ではなくクレーター状のニキビ跡を顔に作ってしまった自分が追い詰めるのです。
ここまで来れば、悪魔か?自分か?と、見えぬ亡霊に怯える訳にもいかないですから消すしかありません。
一番効果があるというレーザーでしょうか。いつしか時代は進み、ニキビ跡は治らないとされていたのに、ハッキリと『ニキビ跡は治ります』という広告まで見るようになりました。
エステではなくクリニックですね。エステは、光りを当てての施術で一言にレーザーという同じ括りで認識している人って結構多いのですが、クリニックとエステは機械も光りの出力も比べ物になりませんし、エステではせいぜいフォトとアクネ菌の減菌が限界です。
効果の違いというよりもパワーの違いでしょうか。届く光りの深さ、反応する肌の奥、その光りで活発化する真皮やコラーゲンの違いは何故かあまり知られてはいないのです。
そこには、きっとエステの広告効果もあるのでしょうね。そりゃあ、エステのフォトもマメに当てていれば少しくらいはニキビ跡も消えますが、せいぜい「少しくらい」かと思います。同じ「消す」でも大きく違いますね。
そして、基礎化粧品でもニキビ跡に効果があるとされる商品もたくさんあります。ピーリング効果、ビタミンC誘導体、優れた保水力…。どれもわずかながらニキビ跡に効いているのでしょう。
でも、僅かなのです。次の日の朝には、また角質層がクレーター型に出来上がっていてその繰り返しです。もちろん消える人もいるでしょうが、ごく稀です。
このように、ニキビ跡を消す方法は様々あれど、個人個人の消えるという定義があやふやなまま情報が飛び交っているので安易に謳い文句に惑わされて試しては時間が勿体無いのではないでしょうか。
ニキビ跡をフラットにしたいと願うのは、誰かに見られているという若い大切な時間なのです。ニキビ跡を消す方法は、効果が絶大で確かな方法を見つける事なのです。
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